リムナンテスは愉快な気分

徒然なるままに、言語、数学、音楽、プログラミング、時々人生についての記事を書きます

完成は妥協であり、妥協は完成である

芸術系でよく言われる「作品に完成なんてない、あるのは妥協のみだ」という考え方。

 

芸術に限らず、テストだってそう、レポートだってそうだと思うのです。

100点目指そうとすればいくらでも努力できるわけで、

なんなら100点以上のレポートを作ることも(時間制限を無視すれば)できるでしょう。

でもそんなのを実現するのは、なかなか難しいわけで、大体の人は60点とか80点くらいで終わりにしてしまう(=妥協する)。

その終わりにしてしまう点が、その人の妥協であり、完成の瞬間となるのです。

 

でもそれでいいのです。すべてを完璧にこなすなんて現実的に無理です。

だけどこれだけは忘れないでほしい。

妥協していることを意識し、肯定することを。

これだけで自分の人生、その選択に満足がいくはずなのだから。