リムナンテスは愉快な気分

徒然なるままに、言語、数学、音楽、プログラミング、時々人生についての記事を書きます

始められるけど終わらせられない人

こんな記事を見つけてしまって、心にグサグサ来てる

 

www.lifehacker.jp

 

一般的に、自分を奮い立たせる一番いいアドバイスは「すぐに行動すること」

って言われるんですよね。私自身も「思い立ったらすぐ実行」しちゃう人なので正しいとは思うんですけど、しかし

人それぞれ違う問題を一般論で一括りにしようとするところに問題があります。勢いよくスタートすることが大事な人もたくさんいるでしょうが、色んなことをやらないようにした方がいい人もたくさんいるのです

というのも、

筆者は、何か新しいビジネスや事業を始める前には、計画を立ててから始めており、野心には事欠かなかったとか。アイデアは豊富にあり、新しいプロジェクトを始めるだけの能力があると感じるのが好きだったようです。しかし、彼の問題はそのような計画を終わらせられないことでした。

 

彼の昔のノートには見切り発車したアイデアや中途半端なプロジェクト、完結できなかった夢でいっぱいでした。しばらくして、我ながらこの熱意はすばらしいと思ったものの、その一つ一つに注力できなければ、アイデアは一生自分の頭の中に残されたままだということに気づいたそうです。

あ~はいこれ完全に私ですねえ。別に始めることには何も困ってない。やろうと思ったら大抵すぐやってるし、いろんなことしてる自覚もある。しかし、しかしだね、消しゴムはんこは彫ってる途中だし、連載記事的なやつも途中で終わってるし、方法序説10ぺージくらい読んで放置してるし…やりたいことが多くて手は付け始めるんだけど、何一つやりきってない、終わってないというやつです。

 

なーんでこんなことになってしまうのか…っていうと多分こういうことだと思う。

  • 冒険心が強い

新しいもの、前衛的なものが好きというか、こう、自分が知らないものをもっと知りたいみたいな知的好奇心が強すぎて、なんでもかんでもやりたくなってしまう。結果色んな事をし始めるんですよね。

  • 飽き性

な割りに、飽きるのが早いので全部やり切る前に投げ出す。そして中断している間にまた別に興味が湧いてきたものをやり始める。どんどん新しいことやるから、当然、以前にやっていたものは二度と手を付けない。悲しい。

  • 完璧主義

そもっそも物事を始める時に自分の中の理想、ゴールってものを想定する。のだが、大抵実力不足か飽きがくるので理想に辿り着けない。余計に飽きる。負の連鎖。

  • やってるときが楽しい

だから完結しちゃあいかんのですよ。そんなんじゃどうしようもないんだけどさ。

 

いやほんとにこれは死活問題。色々やっているし知ってるのに何もできない身についてないただの馬鹿に成り下がるわけにはいかんのです。

手をつけたことを終わらせる活動しよう、略して終活。

終わることのない始まりには意味がない

何かを始めるには、勇気と同じだけのそれをやり遂げる(見届ける)地道な努力も必要です

「ただやるだけ」だけではなく、「それを終わらせろ」というスローガンも掲げるといい

じゃあどうすりゃあいいんだ、っていうと、例えば、

関わるものを減らし、しっかりと関わる

試してみることと深く関わることの区別をして、それに応じた対応をした方がいい

 ということらしい。なるほどねえ。まあとりあえず「終わらせる」ことを意識してやっていこうかな。

 

ってなわけでこの記事も「終わらせる」つもりで書きました。無事書き終わりました。

めでたしめでたし。