リムナンテスは愉快な気分

徒然なるままに、言語、数学、音楽、プログラミング、時々人生についての記事を書きます

イスクイル 3の格変化を紹介する動画を投稿しました。


表題の通り。
(2021-02-18 追記:要望があったのでpdf版をアップロードしました)
github.com


イスクイル 3(イスクイル 4ではない!)には格が96個ありまして、当然のことながらイスクイル単語は96通りの格変化をします。
というのをイスクイル文字、ラテン文字表記、和訳を添えて全部紹介する、という動画です。

(白の直線の太さなんにも考えてなかったもんで画質上げると環境によっては消滅するんですよねぇ…)


私はイスクイルに関する日本語資料が少なすぎて悲しいです。そもそもイスクイルできる人が少ないわけですが。
そんなわけで、少しでも多くこの世に日本語資料をぶん投げてやろうと、そういう取り組みの一環です。このブログもそうですが。

急に動画を製作した建前上の理由は、なんやかんやで文章より動画の方が見る側は楽なのかな、ということ。
人、基本的に文章が読めないので、だったら動画にしちまえと。そろそろ5Gになろうという現代においてより情報量の多い媒体を使った方が受け手のコストが減るんですよ。イスクイルに関する日本語の動画は多分これが初めてでしょうし。

本当の理由は、ある日「ウ”ィ”エ”」という曲を(不幸にも)聞いてしまったために、「この曲でイスクイル動画を作れ」という天からのお告げが降ってきてしまったからです。


動画にも書きましたが、格の名称、訳文は例であって真実を反映しているとは限りません。(大した動画ではないので、指摘があればやる気出たときに修正しますが)誤訳が結構ありそうでちょっとあれなんですよね。
そもそもイスクイルそこそこできる日本人が(知る限り)一人、イスクイルチョットデキルな人が一桁〜良くて10人余りな状況で妙訳が定着しているわけもなく。正直、動画製作の大半をデータベース作成に費やしたと思う。conversive case(42格)とかは滅茶苦茶悩んで中国語から引っ張ってきたり。あ〜和訳も41格と42格の訳し分けが微妙な感じではあるし…


……やっぱりそうですね。お告げが降ってきたのが2月4日。2月5日〜2月11日。discordサーバーの皆様を混乱と期待の渦に巻き込みながらイスクイル文字入力キーボードを探して導入してパワーポイントで使えなくて絶望したのが多分2月11日〜2月13日。pythonでpptx操作するのを覚えて流し込んだのが2月13日〜2月14日。実質的な動画作成が2月14日深夜。

そのうちデータをどこか公共の場所にまとめてあげておきましょうかね。


イスクイル 4やりてえな