☆自然言語
この記事は G語幹I-ʾ型弱動詞 不規則活用動詞 alākum「行く」 についての記事です。弱動詞解説回ショートカット 9. G語幹I-n型弱動詞 (2021-10-10) 13. G語幹III型弱動詞 (2023-07-31) 15. G語幹I-ʾ型弱動詞 (2023-08-17) 17. G語幹II型弱動詞 18. G語根I-w…
この記事は 等位接続接辞 -ma 接続詞省略 についての記事です。 1. 等位接続接辞 文と文の等位接続を表す単語 u がありました。 アッカド語では、文末の動詞に接辞 -ma をつけることでも等位接続を表すことができます。u と -ma の用法: (1) -ma は動詞の法…
この記事は G語幹III型弱動詞 についての記事です。弱動詞解説回ショートカット 9. G語幹I-n型弱動詞 (2021-10-10) 13. G語幹III型弱動詞 (2023-07-31) 15. G語幹I-ʾ型弱動詞 17. G語幹II型弱動詞 18. G語根I-w型弱動詞 1. G語幹III型弱動詞の概論 第11回で…
この記事は 名詞由来形容詞 指示語(指示形容詞/照応代名詞) についての記事です。 1. 名詞由来形容詞 名詞語幹に-īをつけることで「~に関連する」という意味の形容詞を作ることができます。現代日本語でいうところの、連体修飾格の「~の」のようなもので…
お久しぶりのアッカド語です。そろそろ楔形文字読みたい欲が増してきました。第11回は発音の秘密に迫るということで、セム祖語→アッカド語になる過程でどんな子音が吹っ飛んだんだろうかとか、母音 e の出現についてなどなどをやっていきます。弱動詞の理解…
キリバス語学習の決定版。日本語文献は(殆ど)ありません。 1 概要を知る キリバス語 - Wikipedia まずは、wikipediaのキリバス語の記事を読んで概要をざっくり把握する。 (9割くらい私が書いたので)所々誤りがありそうですが「ふーんそうなんだ」くらい…
アッカド語文法講座(?)もようやく2桁回目まできました。 第10回は動詞周りのこまごまとした文法事項について。 この記事は アッカド語の否定表現 二重対格 前置詞 についての記事です。 1. 否定の副詞 ul 2. 二重対格 「AにBを〜する」型 「AからBを〜す…
弱動詞について。名前がごつい割にはそんなに難しくはない。この記事は G語幹I-n型弱動詞 nの逆行同化 についての記事です。 1. 弱動詞 2. nの逆行同化 3. G語幹I-n型弱動詞 4. まとめ 参考文献 1. 弱動詞 アッカド語の語根子音は弱化して別の音に変化する場…
前回(第7回)では動詞を形容詞化した動形容詞を扱いました。第8回では一般の形容詞について格変化を見ていきます。 また、形容詞の名詞化についても見ていきます。 (動形容詞より先にこっちやったほうが分かりやすかったのでは…と思いましたが今更回を変え…
形容詞は動詞から生成されます(動形容詞)、というお話。 文法的には分詞?にあたると思われます。 この記事は 母音脱落 G動形容詞(受動・完結・記述) についての記事です。 1. 母音脱落 2. G動形容詞 語形 意味 (1) 動作他動詞→受動 (2) 動作自動詞→結果…
そろそろアッカド語やらねば本当に忘れそう(何なら忘れた) さて、この記事は G過去形 アッカド語の語順 についての記事です。 1. 復習:G語幹について 2. G過去形 3. 語順 4. 動詞の人称、性、数の例外 5. まとめ 参考文献 1. 復習:G語幹について セム語…
結論。 作文しろ。作文しながら単語と文法覚えろ。 あらゆる言語を学ぶ際に、どのように学ぶべきか?英語でも中国語でも、どんな言語をやる場合でも通用するような学習方法はなんだろうか。20以上の言語を学んだ経験から、それは、作文であるという結論に至…
ちょっとしたメモです。wikipedia英語版では以下のような表で日本語の子音が紹介されています。 Bilabial Alveolar Alveolo-palatal Palatal Velar Uvular Glottal Nasal m n (ɲ) (ŋ) (ɴ) Stop pb td kɡ Affricate (t͡s)(d͡z) (t͡ɕ)(d͡ʑ) Fricative (ɸ) sz (…
ロシア語を学習していたときにも思ったのですが、所有代名詞と人称代名詞の語形が結構似ているので混乱するんですよね。どっちが所有代名詞でどっちが人称代名詞かわからなくなるので、一旦表にしてみました。とりあえず単数だけ。比較でロシア語(ラテン文…
多分今年最後の更新になります。時制続きです。vol.7では現在形(j)と過去形(ar / kar)について触れました。vol.8では未来形(naaj)と近接未来(itōn)についてです。 未来形 近接未来形 時制まとめ 未来形 未来形は-naaj-ですが、いろいろな発音のされ…
アッカド語はお久しぶりです。別のことをいろいろやっていたらアッカド語をやる時間がなくなりました。多分次回記事執筆までまた期間が開きます。いつになったら完結するのか… さて、この記事は アッカド語の語根 G語幹 G不定形 についての記事です。 1. 語…
さてようやく時制。 マーシャル語の時制は過去、現在、近接未来、未来の4つです(多分)。 vol.7 では過去、現在について書こうかなと思います。近接未来、未来はvol.8で。 現在形 形容詞likeな単語の場合は、形容詞または動詞にそのまま主格接辞をつけまし…
主格接辞その2 前回に引き続き動詞の主格接辞について。形容詞的に働く動詞(自動詞?)も同様の使い方ができる。全ての動詞ではないらしい。 これらの動詞は主格接辞をつけて文章を作ることができる。 マーシャル語 日本語 jejā 知っている jaje 知らない n…
今日はマーシャル語の主格接辞と呼びかけについて。 主格接辞 原文(英語)ではsubject pronounと言っているので主格代名詞らしいですが、代名詞ではなくて用言の人称変化接頭辞だと思うんですよね。ミクロネシア諸語なので多分これとは別で独立主格代名詞あ…
相変わらず演習問題がないと覚えられない。数詞の続きです。 数詞 100から900までは、1から9に-bukwiをつけます。 100 jibukwi 200 rūbukwi 300 jilubukwi 400 eabukwi / ābukwi 500 limabukwi 600 jiljinobukwi 700 jimjuonbukwi 800 ralitōkbukwi 900 rati…
忙しすぎて「三日」坊主ですらなかった。本日は数詞。 マーシャル語固有の数詞は結構複雑、規則性があまり見えないです。縮約の結果だと思いますけど。 まずは1から10まで。同じミクロネシア諸語で既習のキリバス語とかなり異なるので覚えるのに苦労しました…
アドベントマーシャル語2日目。 母音の発音 母音が本当にわからない。 日本語版wikipediaと英語版wikipediaで言ってることが違うので混乱しますが、おそらく、 広母音 ā:前舌で[ɛ~æ]あたりの発音 a:後舌かと思いきや[a~ɑ]? o̧:十中八九[ɔ] 中母音 e: [e]…
マーシャル語とりあえず25日勉強します。アドベントカレンダー的な感じで。もともとキリバス語を勉強していましたが、キリバス語の単語を覚えるのがめんどくさくなってきた。 端的に言うとキリバス語に飽きたので、同じミクロネシア諸語でお隣の言語であるマ…
忙しくて期間が空いてしまいましたが。 なんで「行く」のに「去」なのか 逆の意味じゃないの?と 「行」ではなく「去」を使っているのは、騎馬民族(モンゴル)由来みたいな話は聞いたけど。 「去」=「行く」と盲目的に定義してしまうのはなんとなく「去」…
前回?記事↓limnanthaceae.hatenablog.com HSK4級を取ってからだいたい二年半が経ち そろそろ中国語復習しないと忘れると思ったので HSK5級を目標に勉強します。 なんで中国語かという話ですが、その前に。 日本という国の立地を考えると、東はアメリカ、北…
"ghoti" この単語の発音は? そうですね、「フィッシュ」ですね。fish /fɪʃ/ と同じですね。 laughのgh /f/ womenのo /ɪ/ nationのti /ʃ/ をそれぞれ組み合わせると "ghoti" は /fɪʃ/ と発音することができます。これは有名なジョーク単語で、ジョージ・バー…
と思ったので、明らかに中国語読みだろうというものだけをピックアップして表にしました。 表は左から、用語(漢字)、中国語拼音、日本語慣用読、備考 注意。 発音が複数ある場合は最もメジャーなものを採用。発音が同義の別字に基づいている場合は、発音に…
この記事は アッカド語の人称代名詞 「AはBです」の言い方 所有の表現 存在の表現 についての記事です。 1. 独立人称代名詞 2. 「AはBです」 3. 所有構文 4. 存在構文 5. まとめ 参考文献 1. 独立人称代名詞 アッカド語第4回は人称代名詞です。ここにきてよ…
この記事は アッカド語の前置詞 前置詞+名詞で作る副詞句 限定代名詞 についての記事です。 1. アッカド語の前置詞 ■ ša(〜の) ■ ina(〜の中に) ■ ištu(〜から外へ) ■ itti(〜と共に) 2. šaの特別な用法:限定代名詞 3. まとめ 参考文献 1. アッカ…
この記事は アッカド語の名詞の格変化 についての記事です。 1. 格変化 2. 男性名詞の格変化 3. 女性名詞の格変化 4. まとめ 参考文献 1. 格変化 今回はアッカド語の名詞の格変化を学習します。格とは、文中の意味の関係を表す役割のことをいいます。 日本語…