リムナンテスは愉快な気分

徒然なるままに、言語、数学、音楽、プログラミング、時々人生についての記事を書きます

英語改造案(エスペラント風味)

事実上国際語と化している英語ですが(全くもって気にくわない、いろいろ言えるだけの論理はあるけど割愛)、英語が母語でない人が学ぶには難しい部類に入ると思われます。というか、なかなか異端な言語なのに世界共通語みたいな扱いを受けているほうがどうかしているのですが、個人が文句を垂れたところで世界は変わらないので、とりあえず英語を学びやすく改造する方向で考えてみた。

 

英語のままだと不規則活用するし、文法簡単とかいうけど3単現のsとかいうイレギュラーはあるし、語法はクソだし、造語意欲の欠片も無いんで母語話者がそりゃあ有理ですわ。

でもかといって、他の言語にそっくり変えようとすると、それこそエスペラントとか(エスペラントが本当に国際語として相応しいかはともかく)に変えると、今まで英語でおいしい思いをしてきたクソどもが文句垂れるだけですし、英語に依存しているアホどもにメリットがないというのも、それはそれで世界的に見て経済的ではない。

 

したがっていわゆる英語が得意(語学に得意もクソもないと思う、使うか使わないかだけだ)な人も、そうでない人も双方がメリットを感じるような言語っていうのを設計するのが、まあ現実的なんだろうなぁとは思う。

 

 

と、いうわけでとりあえず実験的に英語をエスペラント化してみようというのが今回の記事です。

適宜思い付きで書き足していきます。

 

1 音韻論

綴字通りに読め。

rは[r]。

 

2 アクセント

強弱アクセント。後ろから2番目の音節の母音を強く長めに発音する。2重母音とか考えたら負け。ただし母音の後ろの子音が2個以上続くときは母音を長く発音しない。

 

3 活用

活用はエスペラントのようにする。

英語の語彙をそのまま語幹として各接辞をつける。(英語の派生語はちょっとめんどいから後で考えましょう)

 

4 動詞の活用(時制)

現在形as、過去形is、未来形osとする。be動詞は原型beにこれらを付加する。3単現のsとかそんなものはない。当然仮定法とかいうクソは意思法u。

例)

(he )learns→learnas [learnas]

learned→learnis [learnis]

will learn→learnos [learnos]

am、is、are→beas [beas]

was、were→beis [beis]

will be→beos [beos]

 

5 前置詞

そのままでもいいかと思ったけどなんかあれなのでとりあえずeをつける(副詞扱い)。

 

 

 

世界人権宣言第1条試訳

All human beings are born free and equal in dignity and rights. They are endowed with reason and conscience and should act towards one another in a spirit of brotherhood.

Alle humana beanto beas bornata freea ande equala ine dignityo ande rightso. Theyo beas endowata withe reasono ande conscienceo ande actu towardse onee anothere ine spirito ofe brotherhoodo.