リムナンテスは愉快な気分

徒然なるままに、言語、数学、音楽、プログラミング、時々人生についての記事を書きます

モチベーションが拮抗すると結局何にも手がつかない

多趣味である人というのは、時に憧れの対象であったり、時に尊敬の対象であったり、「良いこと」のイメージがついてまわる。

しかし多趣味をやっている本人がそれで充実しているかというと、そうでもなかったりするかもしれない。
まあ、いろいろな世界を見れるので楽しいことには間違いないのだけれども。

当たり前かもしれないが、多趣味な人というのは多趣味になろうとしてなってるのではなくて、結果として多趣味になってしまったのである。
多趣味な人というのは世の中の様々なことに興味を持ってしまう。そしてそれをやらないと気がすまないのでやってしまう。しばらくすると飽きてくるので、また新しいものを見つけては実行に移す。そうやって繰り返すことで多趣味になってしまうのだ。(ただの飽き性かもね)

その時々で興味の対象が1つだったらそれに没頭できるのだが、まあ人生うまく行くはずもなく、4個でも5個でもやりたいことが同時発生する瞬間が存在する。
ほら、語学やりたいな〜語学だけじゃなくて代数学もやりたいし大体研究進めたいんだよねえあと近代魔術もやりたい、ってなる時があるじゃないですか。ないですか?そうですか。

それぞれのモチベーションが等しく拮抗すると、どれから手をつければいいのかわからなくなって、結局何もやらずに時間を無下にするというオチ。

もういっそのこと、何かを諦めるということも、必要なのかもしれない。
「やらないこと」を決めることで、本当にやりたいことに集中できるものなのだ。