結論。
作文しろ。作文しながら単語と文法覚えろ。
あらゆる言語を学ぶ際に、どのように学ぶべきか?英語でも中国語でも、どんな言語をやる場合でも通用するような学習方法はなんだろうか。20以上の言語を学んだ経験から、それは、作文であるという結論に至った。
あくまでも自分の場合は、ということではあるが。ひたすら多読するのが得意な人、とにかくネイティブと話したら覚えられる人、聴いたらコピーできる人、暗記が得意だから単語覚えてたら文法やらなくてもなんか喋れる人。人によって向いている方法、向いていない方法があると思います。
私の場合は単語は覚えられなかった上に、よく学校で教えられているような「英文法」が全く要領掴めず、努力不足の烙印を押されてやる気を失っていました。が、ある時から短文の小テストを課されるようになったので止む無く英語の短文を暗記してたら知らない間にわかるようになった。
というわけで、効率的な語学の勉強法について、方法論をまとめました。
基本的に学ぶ言語がどんな言語であっても通用するはずです。
ただし、例文と訳が載ってる教材を用意してください。
前提・モチベーションについて
そもそもなぜ言語を学ぼうと思ったのか?
飽きるので、退屈なので、なんかモチベを維持してくれ。
結局理由なんてなんでもいいよ。
というモチベーションを上げてから本題。
基本方針
ユニットごとに回します。
だいたい20〜30ページを1ユニットとします。
ニューエクスプレスプラスとかなら4課1ユニットとして扱っていいんじゃないんですかね。
1課のボリュームが多いとかあったら適当にキリのいいところで区切ってください。
1周目
とりあえず読む、問題を解く(見ながら)
目標は理解すること。覚えられるなら覚えるに越したことはない。本番は2周目なので。
復習のタイミング
一回やったくらいで覚えるわけがないんだけどそれでいい。
で、進めていくと、なんかどこかでつっかえる。8割くらいわからない、みたいな状態になったら、多分過去にやったことを忘れてきているので、復習する。
再び上の2周目のあれを繰り返す。
とりあえずまえのユニットをやって、それでも無理ならさらに遡って…とやっていって先に進めたらOK。
学習のコツ
単語の習得方法
なんとかして引っかかりを作る。
ある意味作文するために「使う」という行為自体も記憶の手助けになるはず。
あとは語源を調べろ。固有語か?外来語か?合成語か?何語の何と比較できる?
語族・語派が同じ言語と比較しろ。ex,チェコ語ならロシア語と比較するとか。感覚的にわかるけど、改めて整理することで腑に落ちるのを感じて欲しい。
別に忘れてもいい。
文法の習得方法
なぜその和文でその語形を使ったのか?などを説明できるようになる、ということを意識する。説明できる状態になる、というのが一つの指標。文法は語学の近道。
大抵の言語の大抵のまともな文章は「文法」と呼ばれる秩序をもって単語が並べられているわけであって、意味もなく並んでいるわけではない。そこんところがわからない文法不要論者(なぜか英語至上主義者に多い)の文法不要論に耳を貸さずに文法は勉強しましょう。
別に忘れてもいい。
語学における心持ち
忘れること前提で反復しろ。
お前は生まれた瞬間から卒なく二足歩行できたわけではない。なんかハイハイから始めてたっちしてコケながら歩いたんだよ。うん。語学も一緒。
というか反復するだけでいいから簡単。頭使わない。あほでもできる。記憶力なくてもできる。記憶力に自信ないかもしれんが箸使えるだろ。それは何年もかけて箸使ってきたからじゃないのか?そんだけの基本能力があればいける。
記憶力ある人もいるけどとりあえずその事実は忘れよう。彼らは特殊なので。
◯◯語だけ出来てもしょうがないというのもある。まあ一理ある。ただ大抵の人はやはりそれに見合った能力が後からついてくると思う。まあ散々英語できてどうしようもなくだめな人もいますが。
おわりに
最後愚痴ばかりになってしまいましたが。
とりあえず、この方法を徹底すればどんな言語でもいけるはず。
そして、あわよくば今学習している言語などサクッと覚えて、さらに第2外国語、第3外国語、と歩みを進めて欲しい。
まあ日本語、英語(、最近は中国語も?)くらいを分かっていれば十二分に生きてはいけるんですけど、言語って3000とか6000とかあると言われているので、もう少しマイナーな言語にも目を向けて楽しんで欲しいかなと、そう思います。