のことです(日本語公式より引用)。
つまりは中国語版TOEFLみたいなもので、この資格があると中国の大学進学に有利になったりします。
普通、検定試験といえば1級が一番難しく、2級、3級、…と数字が大きくなるにつれて試験内容が簡単になるものですが、何故かHSKは6級が一番難しく、5級、4級、…と簡単になっていき、1級が最も簡単な試験になってます。
HSK4級は上から3番目の級で、一応公式には「CEFR B2レベル」とされています。体感的には良くてA2レベルだと思いますが…。
試験の結果
中国語未修の状態から半年(実質2ヶ月)の勉強をした結果がこちらです。
300点満点、合格ラインが180点(6割)です。
今回248点だったので、8割を超えました。半年もあれば余裕をもって合格可能ですね。
筆者のプロフィール
・英語嫌い
・英語出来る程度で偉そうにしてる(制限用法)英語教師がまじで嫌い
・既存の英語教育はどうかしてる
・日本人なんだから日本語やれ
・暗記嫌い
・単語帳で単語覚えられる人天才じゃない?
・語学はそこそこやってた(半年で済んだのは語学慣れしてたのもある)
・言語学はそこそこ齧ってた(これが一番の要因かも)
以下はあくまでも一例ですので、全ての人が同じ方法でやればうまくいくということは保証しません。
使用した参考書等
「やさしくくわしい中国語文法の基礎」:文法の基礎固めに
「聴読中国語」:リスニング対策
「中国語検定HSK公式過去問集4級[2015年度版]」:本番慣れ用
【やさしくくわしい中国語文法の基礎】
楽天では売ってないのね…
結構お堅い感じの本ですが、内容はしっかりしており読めば読むほど学びを得ることができる1冊。
【聴読中国語】
聴読中国語 HSK(漢語水平考試)大綱準拠 (東進ブックス) [ 津田量 ]
リスニング対策のほかにボキャビルも兼ねています。
【中国語検定HSK公式過去問集4級[2015年度版]】
中国語検定HSK公式過去問集4級(2015年度版) [ 中国国家漢語国際推進事務室 ]
安心と信頼の公式過去問集。最後の3週間は過去問を解く→答え合わせ→復習。
合格までの道のり
9月
中国語を勉強することを決意する。この段階では多分まだ勉強してない。
なんとなく計画を立て始める。まあ半年あればいけるっしょ(そして後悔する)
10月
とりあえず音韻論(発音)。
四声がまるで分からない。風呂場でマーマー言ってた。傍から見てたら頭おかしい人だよなぁ…
2週間くらいマーマーしてたらなんとなくわかってきたので、今度は各音素を学び始める。
11月
jiとqiとxiとzhiとchiとshiとriの音が~出な~い~(引用元)
この頃に神保町で文法書を購入。
ちょうどいいタイミングで「神田古本まつり」をやってたもんで、(古本じゃないけど)ワゴンで安売りしてた本を購入。ラッキー。
音韻論をやりつつ、文法書を読み始める。とりあえず一周読み終える。
12月
リスニングをやりつつ、ひたすら電車の中で文法書を読む毎日。
分からない単語が出てくるたびに意味と単語を調べ、分からない文法事項はその都度文法書を引く。
中国語の文法は最初の方こそ簡単に見えますが、やればやるほどその複雑さが分かってくる。
1月
期末試験が忙しかったので放置。全くやってない。
中国語サボってた割に成績そんなに良くなかったな?
2月
中国語再開。本気で勉強し始める。ついでにHSKの試験に申し込む。まあ2ヶ月あれば余裕っしょwwwwという軽い気持ちで申し込んでしまった(後で後悔する羽目に…)。
リスニングを中心に中国語脳(笑)を構築する。中国語脳とかいうとそれっぽいけど、単にその言語に慣らしてるだけだよね、こういうのって。
3月
過去問に手を付け始める。
リスニングが壊滅的で絶望に浸る。間に合う気がしない。
ライティングもやばい。
とにかく毎日復習して必死にもがく。
なんとか努力の効果が現れてくれたようで、試験2日前にして初めて過去問で合格点を超える。ちょっと安心。
本番
余程のことが無い限り受かってるだろうという感触。ただぎりぎりだろうなぁ。
4月
8割超えとるやんけ。
これから中国語を勉強しようと思っている人へ
先ほども言いましたが、上の例はあくまでも筆者の場合です。どういった勉強法が自分に合うか、というのは人それぞれなので鵜呑みにはしないように。でも、私よろしく「暗記が苦手だなぁ」とか、「英語苦手たったなぁ」とか、そういう人でも中国語は上達するんだという励みにでもなれば私は満足です。